努力は運を支配する

第46回東日本中学校ラグビーフットボール大会 埼玉・栃木県予選会において、3年生中心の本校ラグビー部が見事な優勝を果たしました。特に印象深かったのは準決勝です。前半で、対戦校に3トライを立て続けにとられ、大きく先行されてしまいました。それでも後半に4トライをあげ逆転することはできたのですが、どうなることかと終始冷や冷やしました。前半に押し込まれてしまったのは、風上に立つ相手チームのキックを効果的に使う作戦が功を奏したことも要因の1つなのだと思います。ラグビーボールは楕円形ですから、地面に落ちればどちらに転がるかわかりません。キックをされる度に、祈るような思いでボールを見つめていました。

熊谷高校を卒業した宿沢広朗さんはラグビーの名選手でした。宿沢さんは熊谷高校でラグビーを始め、早稲田大学、日本代表の選手として活躍しました。それだけでなく、日本代表の監督を務め、1991年のワールドカップでは、日本代表を初勝利に導きました。さらには、三井住友銀行の役員を務めるなど金融界でも活躍し、まさに文武両道のお手本のような方でした。その宿沢さんの遺した言葉に「努力は運を支配する」という言葉があります。前述したとおり、ラグビーはボールの形もあって、一見、運に左右されてしまうように見えるスポーツかもしれません。しかし、宿沢さんは、ほんの一瞬のプレーのために練習を積んでおけば、必ずボールを支配し、勝利することができると言っているのです。

ラグビー部の皆さんは、十分な努力を重ねたからこそ、激戦を勝ち上がり県大会で優勝することができたのだと思います。先日も3年生の部員が校長室に報告とあいさつにきてくれました。3年生としての最後の試合に、「自分の役割を最後まで全うする」「仲間との最後の試合、後悔しないよう全力でいく」などと決意を語ってくれました。埼玉・栃木県の代表として、明日から始まる東日本中学校ラグビーフットボール大会にも自信をもって臨んでほしいです。頑張れ!冨士見中!