昆虫の世界

昆虫が大好きで、昆虫のことにとても詳しい生徒がいるとの情報があり、お話を聞いてみたくなりました。生徒は1年生の三川さん。夏休み前、校長室でお話を聞くことができました。

三川さんは、小学校6年生の時の夏休みの自由研究で取り組んだ「昆虫の標本」を持ってきてくれました。中央公園などで採集した昆虫が中心です。ノコギリクワガタやカブトムシなどに加え、オオスズメバチの女王バチもいます。充実した標本でした。三川さんが、昆虫好きになったのは保育園のころだそうです。お母さんが小さなクワガタを手に乗せてくれて、最初は怖かったけれど、だんだんかわいくなってきたことを今でもよく覚えているとお話してくれました。三川さんは、虫かごに入れたカブトムシを数匹見せてくれました。昨年度採集したカブトムシが産んだ卵から羽化させたものです。三川さんはその成長の様子をつぶさに観察しています。一匹一匹に対する愛おしさも格別のようです。自分の手にカブトムシをのせるしぐさからもそのことを感じることができました。さらには大きなムカデも持参し、見せてくれました。

トビズムカデは日本に生息している大型のムカデです。三川さんのムカデは10cmほどありました。大きくジャンプしますので最初はこわごわでしたが、ガラス製の入れ物の外には出ないことを確認し、近くから観察してみました。大きなムカデをこんな近くで観察するのは生まれて初めてのことです。アゴには毒腺があり、噛みついて毒を出すこと、時には毒を吹くこともあると教えてくれました。また、目は複数あり、それぞれが単眼だということもわかりました。よく見ると複数あることがわかります。三川さんは、目がかわいいと教えてくれましたが、さすがにそこまでの域に達することはできそうにありません。それでも、ムカデの目には、どんな世界がうつっているのか、大いに興味をもつことができました。

お話を聞き、三川さんは昆虫を観察しながら昆虫の世界に入り込むことができるのではないかなと感じました。前期前半終了集会でお話した「今、いちばんワクワクすること」なのだと思います。さらなる探究を楽しみにしています。