結果と過程

今週も続く学校総合体育大会予選会で県大会や代表決定戦への進出を決める部・個人は次のステージに向けてさらなる努力を続けていきましょう。残念ながら予選会で敗退した3年生は部活動を引退することになります。ここまでよく頑張りました。しっかり胸を張って欲しいと思っています。本日発行する3年生のある学級の学級通信の一部を以下に紹介します。

皆さんは「“結果”と“過程”はどっちが大切ですか?」という問いに対しどういった返答をしますか。よくある質問ですが、深く考えると大人でも答えを出すのは難しいテーマでもあります。私個人の意見としてはどちらも大切であると思っています。(なんか中途半端な気もしますが笑)結果と過程どちらも大切であると思っていますが、私が現役でスポーツをしていた時に重きを置くのは間違いなく“過程”でした。「人事を尽くして天命を待つ」 と言う言葉を知っていますか。私が好きな言葉の一つです。結果はコントロールすることができません。その時の運の要素も結果を左右することがあります。ですが、過程は違います。「残された時間をどう使うか。」「最適な手段は何か。」「今の自分に何が必要なのか。」・・・過程では、自分で自分をコントロール(管理)することで充実させることも、ただ時を過ごすこともできます。また、その時に得た結果は偶然の産物かもしれません。本当の自分の力ではないかもしれません。結果で一喜一憂してしまうことで次に繋ぐことができず、慢心したり諦めたりしてしまう人が多くいます。そうなってしまうと更に上の目標に対して前進することができないものです。大切なのはその結果に一喜一憂せず、「なぜその結果になったのか」を振り返り、どうしたら次のステージに行くことができるのかを考え、実行することではないでしょうか。皆さんはどうでしょう?この半年間、しっかりとした過程を辿ることはできましたか。その評価をするのは先生でもコーチ、保護者の方々でもありません。過程に対しての評価は自分自身でしかできないものです。きっと今日まで皆さんなりに人事を尽してきたことでしょう。すでに市予選やコンクール等を終えた人も、これからの人も、次のステージ(県大会)に繋げることができた人もいますが是非、今までの自分たちの頑張りに胸を張ってください。それがきっと皆さんの財産になるはずです。