丸山選手金メダル獲得
先日、熊谷市役所を訪問した際に、1階ロビーで、東京デフリンピックのバスケットボール女子で金メダルを獲得した丸山かおり選手のサイン色紙や写真の展示があることに気付きました。丸山選手が講師をお務めになったデフバスケット体験会に、本校の女子バスケット部員が参加したことがあり、11月全校朝会では「デフリンピックから考える」と題した講話を行いました。
そのようなご縁もあり、大会の結果は気にかけていました。決勝でアメリカとの激戦を制し金メダルを獲得したときには本当にうれしく感じました。体験会に参加した女子バスケット部の副部長・吉野さんは「実際に目の前でシュートなどのプレーを観せてくれた丸山選手が金メダルを獲得し、とてもうれしいです。丸山選手に教わったことを光栄に思います」とお話してくれました。
女子バスケットをはじめ、多くの種目で日本が金メダルを獲得しました。選手が表彰式で「君が代」を手話で表現するのですが、それを見るたびに、その様子が大変印象深く記憶に残っていました。先日、読売新聞で増田明美さんが「表彰式で『君が代』が流れると、選手たちが手話で表現するのですが、手の動きや表情が何とも言えず美しく見えて感動しました。人の心の深い部分から『奏でている』イメージ。」と述べている記事を目にしました。私自身がうまく表現できなかったことを、言語化してくださったように感じます。増田さんは、本大会を「未来につながる収穫の多い大会」とも評しています。本校生徒も、丸山選手の活躍を通じて、多くの「収穫」をいただきました。大切にしていきたいです。



