道徳授業の充実

本校では、道徳授業のさらなる充実を図っています。昨年度までは、道徳の時間は担任の先生が行っていました。今年度からは、学年の先生でローテーションを組み、さまざまな先生による道徳の授業を受けることになります。そのいわゆる「ローテーション道徳」が今週から始まりました。先生方は自分が担当する教材を決めていますので、教材研究を深めることができます。また、一人一人の生徒を多面的に観ることもできます。生徒の視点に立てば、さまざまな先生の授業を受けること自体が楽しいことだと思います。新しい発見もたくさんあるはずです。

3年生のある学級では、「自分をアップデート」(『新しい道徳』東京書籍)を教材とした授業でした。動画クリエイターのHIKAKINさんの生き方について考えることを通して、学びを深めていきます。教材の中では、動画コンテストに落選したエピソードが語られていました。落選した悔しさからトップクリエイターを研究し尽くし、動画づくりに励んだことで、動画クリエイターとして生きていくことができるようになったのだそうです。HIKAKINさんの生き方と自分の考え方を重ねて考えていけるといいですね。