紫陽花とポインセチア

本校でも、紫陽花が咲き始めました。先日訪れた京都の東福寺では、境内全体が青もみじで埋め尽くされている中、紫陽花が見事なアクセントを加えていました。梅雨間近で、紫陽花が映える季節になったことを実感します。ある学級の学級通信の題名は「紫陽花」です。通信では題名への思いを次のように綴っています。「紫陽花の花に見える部分は『がく』が変化したもので、本当の花は奥の方にひっそりと隠れています。本来地味な『がく』が輝ける、それぞれがそれぞれのやり方で輝ける、そんなクラスを作っていきましょう」

校長室では、ポインセチアがきれいな彩りを添えてくれています。以前にも本ブログでポインセチアを紹介しましたが、6月に入ってもまだまだ元気です。これからが生長期なのだとも聞きました。ポインセチアは、冬のクリスマスの時季が「旬」だと思っていましたので、冬の間に枯れてしまうのも当たり前と捉えていたように感じます。でも、本校の職員からポインセチアの育て方を教えてもらい、丁寧に育ててみることで、枯れるのは当たり前ではないのだと気付くことができました。この気付きを、学校の教育活動にも生かすことができるのではないかと考えています。