昼休みの図書室

図書室が開いているときの昼休みには多くの生徒が図書室で本を選んだり読んだりしています。貸し出し数もとても多いです。夏休みが近づいていますので、この夏に読みたい本を探すためにも、ぜひ図書室を活用して欲しいです。新着コーナーには話題の本も並んでいます。熊谷市の推薦図書「こころのたから」のコーナーもあります。一人一人にぴったりの本に出会えると思っています。

多感で多くのことを吸収することのできる中学生にとって、本を読むことが有意義であることは誰もが認めるところだと思います。だからこそ、保護者や先生、周りの大人は本を読むことを勧めてきました。一番効果があるのは、大人が本を夢中になって読んでいる姿を見せることなのだと聞いたことがあります。文化庁が昨年実施した「国語に関する世論調査」では1か月に全く本を読まない不読者が全体の6割を初めて超えた実態が明らかになりました。本屋さんでも三宅香帆さんの著書「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)が目立つところに置かれていました。私を含めた大人が本を楽しんでいきたいと改めて思います。本に関する情報も発信していきたいと考えています。