新人戦県大会に向けて

今週水曜日には部長会主催の新人戦県大会壮行会を行いました。出場するチーム等の代表者の決意を聞き、大会での活躍を期待する気持ちが一層強くなりました。来週の火曜日には対戦校等が決定します。熊谷の、富士見中の代表として、大きな舞台で、思う存分に力を発揮して下さい。出場チームや種目の「のぼり旗」は正門付近に立ててあります。地域の皆様、保護者の皆様、応援よろしくお願いします。

水泳競技と陸上競技は県大会を既に終えています。9月に実施した水泳の県大会では、高橋さん(女子100m平泳ぎ)岩瀬さん(男子200m平泳ぎ)武田さん(男子200m自由形)森田さん(女子50mバタフライ)が、それぞれ決勝に進出し、入賞することができました。本日までの2日間の日程で行われた陸上の県大会では、田中さん(男子400m)が3位入賞、井桁さんは優勝というすばらしい結果を残しました。女子円盤投げで優勝した井桁さんは、これまでの記録を大きく伸ばしての大会新記録も樹立しました。努力の賜です。おめでとうございました。これから県大会に挑む富士見中学校にとって、幸先の良いスタートをきることができました。

壮行会では「グッドルーザー(良き敗者)であれ」という言葉を使い、激励の言葉を述べました。具体的な内容は、本HP「MENU」の「校長講話等」に掲載されていますので、ぜひご覧下さい。ここで紹介したいのは、先日のサッカーの代表決定戦でのことです。私は男子バレーの代表決定戦を寄居町の体育館で応援してから、サッカーの代表決定戦(会場は「くまぴあ」)に向かいましたので、到着したのは試合終了の直後でした。幸いにも本校サッカー部が勝利し、県大会出場を決めることができました。印象に残ったのは、この試合では敗者であった相手チームの立派な態度でした。対戦校の関係者に挨拶をする様子、会場の片付けを全員が積極的に手伝う様子・・・敗戦直後で悔しさも当然あったと思いますが、それでも対戦校を含めた大会関係者に敬意を表する姿に、大いに感銘を受けました。

新人戦は、各部とも新体制になってから初めての大きな大会です。これから臨む県大会でも「敗者」になる場面があると思います。そういう時に、その負けをしっかりと受け止め、次に生かす「糧」にすることが重要なのだと思います。女子レスリングの吉田沙保里さんは「私は勝ち続けることで成長したんじゃなくて、負けて強くなってきたのです」とお話しています。徳川家康は「人は負けることを知りて、人より勝れり」という言葉を残しました。皆さんには「グッドルーザー」であって欲しいです。これからの「負け」を全て「糧」にして、学総までの期間でどんどん成長していきましょう!強くなっていきましょう!