対話型AIに相談!?

夏休みが始まり、10日余りが過ぎました。各教室で行われていた三者面談も一区切りついたところです。3年生は進路選択に向けた勉強や上級学校の説明会・体験入学等に重点を置いていることと思います。1,2年生は部活動の新チームづくりが始まっているところでしょう。今週まで各部では学校総合体育大会の県大会が行われていました。引退した3年生の思いをしっかり受け継いでいきましょう。

株式会社電通が昨年実施した「対話型AIとの関係性に関する意識調査」の結果に目が留まりました。調査結果からは、週1 回以上「対話型AI」を使用していると回答した全体の割合は約2割であっても、10代に限れば4割以上に及ぶことがわかります。また、対話型AIに求めていることとして、全体的には「自分が知らないことを教えてほしい」「アイデアを出してほしい」などが多い傾向がある中で、10代は「心の支えになってほしい」「話し相手になってほしい」などが全体より5ポイント以上高く、情緒的な価値も対話型AIに求めていることが明らかになってきました。相談内容は友達との人間関係、学校生活のことが多いことがわかります。

対話型AIは本当に便利です。AIであれば、相手の顔色をうかがわず、時間帯なども気にせず相談することができます。自分の考えを否定されないという安心感もあるはずです。私自身も「自分が知らないことを教えてほしい」「アイデアを出してほしい」という目的で相談することはあります。ただ、対話型AIに相談することにはデメリットがあることも確かだと感じています。特に10代は社会的な経験が浅いです。ですから、AIが導いて出した回答が、自分にとって本当に正しいことかどうかを判断することが難しく、結果的に全面的に受け入れてしまうことがあるように思うのです。

これから夏休みは約1ケ月続きます。進路選択のこと、友達との人間関係のことなど悩みが生じることがあるかもしれません。そんな時に対話型AIだけではなく、おうちの人にちゃんと相談してみましょう。もちろん学校でも大丈夫です。平日(8月13日14日以外)であれば、誰かが電話でも対面でも対応することができます。「ほほえみ相談室」は以下の日程で開室予定です。また、本HPの左側を下方向にスクロールすると「相談機関等」の紹介があります。いつでも誰かが話を聞いてくれます。相談相手が人間であれば、あなたの気持ちも受け止めてくれるはずです。