命こそ宝
本校の前期人権旬間は4月17日から5月7日までの約3週間です。この期間、生徒が身の回りに存在する様々な人権問題に気づき、正しく対処しようとする気持ちをもてるよう、特別の授業を行うなどします。
その1つが人権朝会での校長の人権講話です。講話ではまず、絵本「いのちのまつり」(2004年 サンマーク出版)の読み聞かせを行いました。絵本の中では、主人公のコウちゃんが自分自身のご先祖様の数を数えていくという場面があります。コウちゃんは、100万人を超えるほどのご先祖様がいることに気づきます。さらには、自分のいのちが、これから先もずっとつながっていくことに思いを馳せます。コウちゃんが発した言葉「へぇー、ぼくのいのちってすごいんだね」には実感がこもっているように感じました。
読み聞かせを聞いていてくれた生徒もさまざまなことを感じてくれたようです。講話後に書いた感想を紹介します。
・私たち一人一人に100万人以上のご先祖様がいることを知り、いのちはとてもつながっているなぁと驚きました。今、自分の周りにいる友達には、その友達を大切に思う100万人以上のご先祖様がいると考えると、自分もその友達を今よりももっと大切にしたいと思いました。
・今日のお話を聴いて、自分にも友達にも数え切れないご先祖様がいて、命はつながってできているということがよくわかった。それぞれのご先祖様、今いる父、母、祖父、祖母に感謝して一生懸命に生きていきたい。また、自分の命を今までよりもっともっと大切にしていきたい。全力で生きていきたい。
