うれし涙 くやし涙

本日から新人体育大会熊谷市予選会の中心日です。今日と明日は、私と教頭先生が手分けをして、各会場をまわって応援をします。新チームになって初めての大きな大会です。試合に臨む緊張感をヒシヒシと感じました。また、試合の勝敗により、感情が溢れ、悲喜こもごもの場面も多くありました。

荒川緑地公園ではソフト部の試合を応援しました。2対4の劣勢で迎えた最終回、後攻の本校チームが2点以上とれなければ負けてしまう絶体絶命の場面です。それでも相手チームの直前の攻撃を三者凡退で抑えきった勢いがありました。積極的な打撃でヒットを重ね、見事な逆転勝利をおさめたのです。勝利の瞬間、多くの選手が涙を流していました。もちろん、うれし涙です。この勝利で県大会出場も決めました。チームの主力である2年生には、入部時にソフトボール経験者がいませんでした。全員がボールの握り方、投げ方から教わり、力をつけてきたのです。明るく素直に一生懸命頑張っています。どこまで強くなれるのか楽しみにしています。

うれし涙があれば、悔し涙もあります。さくら運動公園で行われたソフトテニスの個人戦で、2年生の男子ペアが一進一退の息が詰まるような接戦を繰り広げていました。ベスト8をかけた試合です。ゲームカウント3-3でファイナルゲームに突入しました。先行を許す攻防でしたが、簡単に負けるわけにはいきません。気合いのこもった大きな声で自らを鼓舞し、積極的なプレーに徹していました。試合を見つめながら、ドキドキするのと同時にワクワクもしました。最終的には負けてしまい、目標であった県大会出場はかないませんでしたが、よく頑張りました。今はまだ悔しくて仕方ないと思います。くやし涙もありました。それでも、この負けは、今後の大きな財産だと思って欲しいです。このペアも中学校からソフトテニスを始めたと聞いています。まだまだこれからです。負けたことをバネに、糧にして、大きく成長して下さいね。応援しています。