過日、元玉井中学校長の瀧口裕史先生から、立派な額におさめられた「富士山」の写真をいただきました。写真は、早朝の山名湖畔から撮ったものです。湖面に映る富士山の中を、一羽の白鳥が通り過ぎていく様子が写し出されています。とても美しい情景です。
写真を校長室に飾るにあたり、写真の題名があれば尚いいことに気づき、改めて瀧口先生にお尋ねしたところ、「題名はない」とのことでした。それではと、生徒に題名を考えてもらうことを提案し、ご快諾をいただきました。早速、本校の3年生の国語の先生にお願いし、3年生の数クラスに写真を持ち込み、題名を考える時間を設けました。たくさんの題名案が出された中で、最終的に候補としてしぼられたのは以下の4案でした。
孤独の共存
白鳥、富士を切る
白冬の鏡
寂寞
最後の最後は、撮影者の瀧口先生にご判断をいただき、「白鳥、富士を切る」に決定しました。素晴らしい題名だと思います。この後、美術の先生も動員し、飾り付け作業に入ります。完成したらまた紹介します。