2024/08/11 | パリ五輪観戦記③ | | by 管理職 |
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本大会で正式種目として採用されたブレイキンを観ました。ブレイキン女子で金メダルを獲得した湯浅亜実選手(ダンサー名 AMI)のダンスも、ブレイキン男子で惜しくもメダルを逃した半井重幸選手(ダンサー名 Shigekix)のダンスも、ともに素晴らしいと感じました。ただ、得点基準に照らして、それぞれのダンスがどうなのかは正直分かりません。
Shigekix選手は3位決定戦で敗退後に、インタビューに答えていました。オリンピックに向けてのこれまでの取組を振り返り、多くの関係者に感謝するとともに次のようなメッセージを発しています。「ブレイキンに出会ったことで、次の日から生まれ変わったような、そういう感覚があるので、その『稲妻』を1人でも多くの人に、特に次世代の子には、こういった姿を見せて、何か始めるきっかけになったり、夢中になっているものに全力で挑みたいというモチベーションを与えたりできれば、僕はすごく幸せですし、僕が頑張る意味があるかなと思います。」
ダンスもそうですが、考え方自体がとても立派だと思います。金メダルを取ったり上手くいっていたりする時ではなく、敗退したり上手くいかなかった時に発せられる言葉に魅力を感じてしまいます。
本校の生徒達が出場する関東大会は、本日で終了しました。どんなに頑張ったからといって最後まで勝ち続けることは、なかなかできません。どこかで負けること、敗れることに直面します。その時に、生徒一人一人が満足感や達成感、次につながる前向きな思いを心の中にもっていてほしいです。2名の生徒が全国大会(陸上競技※会場は福井県)に出場します。今月17日と19日です。大きな舞台で、自分の力を存分に発揮してください。応援しています。