2024/12/04 | 地域の方からのお電話 | | by 管理職 |
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先週27日の夕方、地域の方から次のようなお電話をいただきました。
先ほど16時30分頃、高齢の夫が一人でベルクに買い物に行った帰り道、転んでしまいました。ベルクから中西のリケンに向かう道です。転んだ際におでこから出血してしまったのですが、その時に富士見中学校の2名の女子生徒が声をかけてくれ、介抱し、絆創膏を取り出して手当をしてくれました。本当に助かりました。ありがとうございました。
旦那さんが覚えていた生徒の名字(の一部)も教えていただきました。住所などから推察し、2名の生徒を特定することができました。生徒には、御礼のお電話をいただいたこと、とっさに行動できたことの素晴らしさを伝えました。
とっさに正しい行動をとれたことは本当に素晴らしいです。正しいと頭や心では分かっていることでも、人の目を気にしてしまったり考えすぎてしまったりして、行動に移せないときがあります。私は、先月電車に乗っていたとき、少し離れたところに立っていた高齢の方に席を譲るかどうか考えているうちに時間が過ぎてしまったという経験をしました。恥ずかしながら、そういうことは1回や2回ではありません。
熊谷市では「道徳の『見える化』」を推進しています。宮沢章二さんの詩の一節に「〈こころ〉は誰にも見えない/けれど〈こころづかい〉は見えるのだ」とあるように、優しさや思いやりを行動に移せるようにしていきたいです。