今週、家庭・学校・地域「ふれあい講演会」を実施しました。この講演会は、皆さんが将来のことに目を向けるきっかけにしてほしいと考え、実施するものです。講師は株式会社「ありあまる」代表取締役社長の小林良也先生です。県が実施している出前「起業家講座」を活用して依頼することができました。講演では、映像制作会社の社長になるまでの経歴、仕事内容、仕事に対する考え方、現在に至るまでの苦労などをお話しいただきました。講演後に書いた生徒の感想を紹介します。
○自分は勉強面や運動面でうまくいかないことがあったときに自分を責めたり、ネガティブに考えてしまうことが多いから気持ちを切り替えて前に進めるようになりたいと思った。(2年生)
○学校の先生とは違う世界で生きる人のお話を聞けて、とても貴重で新鮮だった。受験生として「まず目の前のことをする」というのがとても心に響いて、勉強を頑張ろうと思った。社会人になると、自分が試されるということがわかって、今からしっかり自立できるように経験をたくさん積みたい。(3年生)
講師の先生の「失敗は通過点に過ぎない」という言葉に励まされた生徒が多く、失敗しても新しいことにチャレンジしていこうとする意欲がもてたようです。講演後に、映像編集に興味がある3年生が講師控室を訪ねてきて、先生に積極的に質問する場面もありました。また後日、小林先生から丁寧なメールをいただきました。それは、講演の最後の質疑応答の場面で質問をした生徒に対する回答を補足する内容でした。該当の生徒には、先生のお言葉を伝えることもできました。
小林先生、本当にありがとうございました。