本日午前中、本校の学校薬剤師・岸先生を3年生の保健の授業にお招きし、薬の正しい飲み方についての学習が行われました。
授業では、薬の正しい飲み方の「3つのルール」①コップ1杯の量で ②水かぬるま湯で ③そのまま(かんだりカプセルをはずさない)について具体的に学ぶことができました。特に、「②水かぬるま湯で」のルールについては、飲み合わせの実験を行いましたので、実感を伴った理解ができたと思います。各班に試験管等の実験セットが配付されました。生徒は先生の指示のもと、お茶に鉄剤を入れたり、オレンジジュースに胃薬(制酸剤)を入れたりして、その結果をしっかり観察していました。
現行の学習指導要領では中学校の保健体育で医薬品に関する教育が位置づけられました。薬は用法・用量を守って正しく使えば薬ですが、使い方を誤れば、効果が期待できないばかりか、害になることもあります。また、市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)などが懸念される世の中の現状もあります。生徒には、本日の学習を生かしてほしいです。2月には学校薬剤師・岸先生による薬物乱用防止教室も予定されています。岸先生、本日はありがとうございました。薬物乱用防止教室でもお世話になります。どうぞ宜しくお願いいたします。