本日の後期前半終了集会の校長講話では「心のコップを上向きに!」と題したお話をしました。ここでは、周りの人(お家の人や先生など)のアドバイスや受け入れる心をコップに例えています。お話の中では、2つの向きのコップ(①まっすぐ上を向いているコップ ②斜めを向いているコップ)に実際にジュースを注いでみました。
もちろん結果としては、①まっすぐ上を向いているコップにたくさんのジュースを注ぐことができました。②斜めを向いているコップには、十分な量を注ぐことはできません。実演し感じたのは、
②斜めを向いているコップに注ぐのは案外難しいということです。コップが安定しませんし、注ぎ口が狭いので、よほど慎重にしなくてはいけません。心のコップが斜めになっている場合には、どのように接すればいいのか考えさせられる場面でした。実演してみて気づくこともたくさんありました。お話の中では「心のコップを上向きにする方法」についても言及しています。生徒の皆さんには、日常の生活に生かしてほしいと願っています。いよいよ明日から冬休みが始まります。心のコップを上向きにして、たくさんのことを学んでほしいです。
この「心のコップを上向きに!」は、20年ほど前に、私が本庄市の中学校に勤務していた際に出会った言葉です。本校の職員の中には、時期は異なっていても同じ学校で勤務した職員もいます。また、当時は生徒であった職員もいます。少しだけ同窓会の気持ちを味わうことができました。
後期前半終了集会・提示資料.pdf