第19回熊谷市小中学校音楽会(中学校の部)に出場した3年1組の合唱曲「聞こえる」に対して、指導者の声楽家・原田勇雅先生から次のような講評をいただきました。
歌声の響きが温かく、この曲の持つ静けさと情熱をしっかりと表現しています!自分も中学生の頃、歌った曲なので嬉しかったです。強弱も積極的につけていて良いです。指揮、よく見ています。
原田先生は、ご自身がお話になっていたとおり、富士見中学校を卒業しています。皆さんの先輩です。世界で活躍する偉大な先輩から、ありがたいご講評をいただきました。先生からは「このクラスの思い出を大切に、これからも良い歌を沢山歌ってくださいね」とのメッセージもいただいています。先生は、全体に向けて、こんなお話をしてくださいました。
音楽記号に「レガート」があります。音符と音符の間に切れ目を入れることなく、滑らかに演奏するよう指示する記号です。もともとイタリア語の「レガート」には「つながる」という意味があります。そこから「チームワークがいい」「仲がいい」という意味でも使うようになったそうです。音楽にとって「つながる」というのはとても大事なことです。合唱を通して、皆さんの心はしっかりつながっていたのだと思います。
原田先生のこのお話を胸にとめておきたいです。ありがとうございました。