2024/09/07 | パリ・パラリンピック観戦記 | | by 管理職 |
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ブラインドサッカー日本代表は予選リーグ、順位決定戦の全ての日程を終了しました。善戦及ばず全敗という結果でしたが、次につながる大会だったと思います。私はリーグ戦初戦のコロンビア戦をテレビ観戦しました。エッフェル塔近くの仮設スタジアムはパリの雰囲気を味わわせてくれます。試合の内容も手に汗握るものでした。特に平林選手の巧みなドリブルや選手とガイドさんとの声の連携が印象深かったです。
以前勤めていた学校で「ブラインド・ウォーク」(2人1組でアイマスクを付けた生徒と支援する生徒が校内のコースを1周する)を福祉教育の一環で行ったことがありました。その時の講師の先生(視覚障害者)の以下のお話は今でもよく覚えています。
「ブラインド・ウォークを通して、生徒に感じてほしいのは、目が見えないことの恐怖心や不便さではありません。視覚に障害があったとしても、周りの方の適切な支援があれば、晴眼者と同様に自立した日常生活を送れることを感じ取ってほしいのです。」
ブラインドサッカー日本代表の試合を観ながら、上記のお話を思い出していました。パリ・パラリンピックはまだ続きます。日本を代表するアスリートのプレーを楽しみたいです。