パリオリンピックで日本人選手の活躍が続いています。その中でも、フェンシングの活躍が一際目立つようです。男子エペ個人の金、男子エペ団体の銀、女子フルーレ団体と女子サーブル団体の銅に加え、男子フルーレ団体が金メダルを獲得したとの報道がありました。これで5つのメダル獲得です。男子フルーレ団体の準決勝の対戦国はフェンシングの発祥国フランスでした。この試合を観戦していましたが、瞬間の動きの鋭さに驚くばかりでした。ジャンプしながら攻撃するさまはまるで「牛若丸」です。会場の美しさにも目を奪われました。
本校にも、フェンシングに夢中になっている生徒がいます。1年生の松村来明さんです。本日、松村さんは7月末に岐阜県で開催された全国中学校フェンシング選手権大会に出場した報告にきてくれました。男子エペ個人に出場し予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメントに進出することができたそうです。松村さんは昨年度「プラチナキッズ」の30名に選出されたことで、フェンシングと出会いました。競技を始めてまだ日が浅いです。これからが楽しみです。8月下旬には、パリオリンピックで金メダルを獲得した加納選手の名を冠した「加納虹輝杯」に出場するため山口県まで遠征するとのことでした。頑張って欲しいです。松村さんにとって、今回のオリンピックは学びの場のようです。録画した試合を観て「こんなプレーもできるのか」と感じる日々なのだそうです。
フェンシングに限らず、選手のプレー1つ1つが、次世代につながっていくことを感じます。日本人選手のさらなる活躍に期待です。