先週、くまがやピンクリボンの会の皆さまに御来校いただき、1年生対象の「生命(いのち)の授業」を実施しました。生徒が授業後に書いた感想からは、「生命の授業」から多くのことを感じとり学びとっていることが伝わってきます。
今回の「生命の授業」で、くまがやピンクリボンの会の一員として講師を務めて下さったのが本校の教員・井出徹(いで てつ)先生です。井出先生はご自身がガンを患い、闘病した経験をお話になりました。早期発見(検診)の大切さやコミュニケーションの大切さは、ご自身の経験が根底にあってこそ説得力のある内容でした。井出先生がお話になっていた「大切な人の命を守ること」「相手の立場に立って考えること」をこれからも大切にしていきましょう。井出先生、そしてくまがやピンクリボンの会の皆さまに改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
【生徒の感想(抜粋】
・生命の授業を受けて、明日を迎えられることは本当に「奇跡」なんだなと思いました。りえちゃんのお話も聞いているだけで泣きそうでした。今後は生活の中で笑顔を忘れず、今生きていることに感謝して、お家の人にもがんはこういうものなんだよと教えたいです。命を大切にして、生活を楽しみたいです。
・僕は今日はじめてガンのことについて考えました。ガンで亡くなってしまった人の気持ちを背負って1日1日大切に生きていきます。これは自分のことだけじゃなくて、みんなも同じことなので、まずは家族に伝えてみんなの命を協力して守っていきます。